リボを10倍活用する!天使のキャッシング術

オーバーローンで自己破産すれば借金はチャラ!?そう簡単でないお話

クレジットカード、消費者金融会社のカードローンなどなど、借金で首が回らなくなって債務整理をお考えの方で、自己破産を選択すると「楽」になるのか「苦」となるのか!?

自己破産すれば、現状で抱えている借金は全てチャラになって新しい生活に踏み出せる!そうお考えの方も多いと思います。確かに、自己破産の申告と同時に免責が認められれば借金はチャラになりますが、免責には条件が存在していてそう簡単にいくものではないのをご存じですか?

法律的なお話になってしまい専門用語で解説してもよく判らないと思いますので、実体験に基づいて解説していきましょう。

借金をゼロにするには、どれだけ苦労しないといけないか!よくお判りいただけると思います。

借金も財産の内、借金が全て悪いわけではない!借金ゼロの方が珍しい

先ず最初に「借金」について考えてみましょう。借金と言う単語を聞くとなぜかマイナスなイメージを抱いてしまいますが、そもそも借金ゼロで生活している方が珍しいと言っていいでしょう。

会社経営も運転資金を借金で賄っている!借金でお金が回っている現実

大手上場企業を例にとってみましょう。資本金が何千億の大企業でも、「メインバンク」と呼ばれる銀行と提携しています。これは特に資金面の調達を行う銀行を指していて、つまり借金をする銀行と言う訳です。

  • 大手上場企業でも借金をしている
  • 個人の住宅ローンも借金に入る
  • 借金がないと銀行は先ず成り立たない

このように、銀行も融資をしてその利子で生業が成立する仕事です。つまり、借金があることで世の中にお金が循環していると言えるので、決して借金はマイナスイメージではないのですよ。

個人の住宅ローンと言う借金もクレヒスでは高スコアになる!

では今度は、個人の大きな借金について考えてみましょう。個人の大きな借金と言えば「住宅ローン」ですが、この住宅ローンと言う借金を背負って自己所有の自宅がある方と、住宅ローンなしで借家暮らしの方のクレヒスを比較してみましょう。

種別 クレヒスのスコア
住宅ローン有り:自己所有の持ち家 高スコア
住宅ローン無し:借家住まい 低スコア

比較の結果はこのようになり、住宅ローンと言う借金があってもスコアは高くなるのですよ!その理由は、住宅ローンを借り入れできる返済能力が既に証明されているからなのです。

さらに言うと、借金があったとしても土地・家屋・マンションなど不動産を所有していることは、財産とみなされるので「借金も財産の内」と言えるのですね。

借金は悪くない!悪いのは月々の返済ができない生活にあるのです

決して借金は悪いものではありません。悪いのはその借金を月々キチンと返済できない生活にあるのです。

現在では総量規制があり、年収の1/3までしか借入することはできなくなっています。なので、昔のように泥沼のように借金をしまくることはできないので、計画的な借金であれば必ず返済できるはずなのですが・・

多くがギャンブルで借金を増やしてしまう!昔からの典型的なパターン

返済ができなくなる典型的なパターンは、昔からあるギャンブルに使うパターンでしょう。このパターンはなかなかなくなりませんね。

  • ギャンブルにはまると、多くが借金を抱える結果となる
  • 返済資金を全てギャンブル資金に使ってしまう
  • 勝って返済しようと考える思考回路
  • 負ければ倍の資金が必要となり返済できなくなる

この状況に当てはまる方は、メチャクチャ要注意ですよ!これは負のスパイラルに陥る最悪のパターンですからね。

クレジットカードの現金化も最悪のパターンの入口!思い留まるのは今

  • クレジットカードで新幹線回数券を購入
  • 購入した回数券をチケットショップで転売
  • 10万円の借金で96万円の現金を得る
  • この時点で既にマイナス4万円

クレジットカード現金化の手法はほとんどが、新幹線回数券やJR回数券を購入してチケットショップに転売する方法となりますね。

ですが、等価で転売することはできず高くても換金率は96%でしょう。この時点で4%、上記の例では4万円のマイナスが発生しているのですから、危険であることは冷静に考えると誰でも気づくはずなのです。

ですが、そこに気づかず毎月のように利用していると、最悪のパターンに入ってしまうので要注意ですよ。

自己破産は簡単にはできない!たくさんのハードルを越えないとダメ

借金を返せなくなると、いろんな事が起きてきます。先ず借入先からの督促があり、この時点で更なる借り入れはできなくなっています。この状況に陥るなら、1社だけでなく複数の会社から借入しているはずなので、複数の督促状が届いているはずです。

手っ取り早く自己破産すればいいじゃん!その考えは甘いですよ!

もう支払うことができないから・・「手っ取り早く自己破産しちゃえ!」そう考えて本当に行動した方がいます。取材に応じて頂けたYさんです。

自己破産の認定が下りるまでの実態を語って頂けたので、ここからはYさんの体験談も交えながら解説していきますね。

結果から言うと、「自己破産は弁護士に頼んでも、簡単にできるものではない!」と、言うことでした!

弁護士に依頼すれば直ぐ解決できる!実際は面倒なハードルがたくさん

Yさんもギャンブルが原因で借金を重ねて、多重債務者となり自己破産を希望した一人でした。弁護士に依頼すれば直ぐに解決すると考えていたそうですが、実際には依頼して半年を要したそうです。

  • 先ず、依頼した弁護士への支払い費用の確保
  • 自己破産の理由がギャンブルによる負債は免責されない
  • たくさんの資料や毎月の家計簿が必要
  • 税金、水道、電気、ガス料金は支払う義務がある
  • 全ての条件をクリアするのに半年かかった
Yさんが振り返って語ってくれたのは、「簡単に借金をチャラにはできない現実がそこにありました!」と言うことでした。どんなハードルが待っていたのか!?同じ境遇の方へ、一つずつ解説していきますね。

経験者が語る自己破産決定までの道のり!その一つずつを詳しく解説

Yさんが語ってくれた自己破産に至るまでの道のりを、詳しくお伝えしていきます。これは、Yさんと同じ境遇にある方に、「そんな簡単じゃないよ!」と言うメッセージを伝えたいとの、Yさんの意思でもあります。

ハードル1:弁護士へ支払う費用の確保をどうするのかが重要だった!

Yさんさんが自己破産を依頼した弁護士さんは、インターネットで検索して見つけたそうです。当然Yさんも、インターネットで自己破産についていろいろ調べたそうで、ネット上の情報では簡単にできるイメージが強く、しかも費用も掛からないと情報収集していたそうです。

必要な項目 費用 条件
収入印紙代 1,500円 破産申立と免責申立
予納郵券代(切手代) 3,000円~15,000円 借入件数で変動
予納金・官報掲載費 10,000円~30,000円 A:同時廃止
予納金・官報掲載費 最低20万円 B:少額管財
予納金・官報掲載費 最低50万円 C:管財

自己破産手続きに必要な費用は上記のとおりで、Yさんの場合は「B:少額管財」に該当するので最低でも20万円が必要となっていました。

ですが、Yさんはどこかのネット情報で「自己破産する方はお金がないので、弁護士も費用を割引してくれる」との情報を信じていたので、高額な費用にとても驚いたそうです。

覚えておこう!自己破産には3つの種類がある

ここで皆さんに覚えておいて頂きたいことがあります。それは、自己破産には3つの種類があり、それぞれで係る費用が異なってくると言うことです。

同時廃止事件
財産(時価で20万円以上の物)を所有していない、破産管財人の選任がない方の場合は、収入印紙代・郵券代・予納金合わせて14,500円~46,500円程度の実費が必要となりますが、個人の場合の多くは最低金額の予納金となるので、3万円以内で収まることが多いです。
少額管財事件
財産(時価で20万円以上の物)を所有している方が自己破産をする場合は、収入印紙代・郵券代に加えて、予納金は約20万円必要になります。
管財事件
財産(時価で20万円以上の物)を所有している方が自己破産をする場合で、高額な不動産や美術品を所有している場合は、管財人の選定や債権者への返済分担などの手続きが生じるため、収入印紙代・郵券代に加えて、予納金は約50万円必要になります。

基本的に個人の方が自己破産する場合、同時廃止事件扱いとなり負担金は3万円前後で済みますが、Yさんのケースでは自家用車が20万円以上の査定となり「財産」としての扱いになったので、少額管財事件に該当してしまったそうです。

弁護士事務所の分割払いか、法テラスの民事法律扶助制度利用の2択!

結局のところYさんの場合、弁護士費用は弁護士事務所の分割払いを利用するか、法テラスの民事法律扶助制度を利用するかの2択だったそうです。

弁護士事務所の分割払い 金利年利3.0% 限度額:全額
法テラスの民事法律扶助制度 無利子 限度額:155,000円

実際に必要な費用は、全部で19,800円だったそうで、法テラスの民事法律扶助制度は無利子で魅力的ですが、限度額が低いことと債権者が10社以上である条件も必要だったので、弁護士事務所の分割払いを利用したそうです。

月々の支払いは8,000円(頭金3万円入金)で、24回払いで完済したそうですよ。

ハードル2:マイカーが20万円以上の財産に!処分して債権に割当

Yさんが驚いたのは、自身のマイカーを査定してもらったら最低でも、40万円の見積もりが出てしまったことでした。査定は複数の業者に依頼したのですが、最低金額が40万円だったそうです。

その見積もりを弁護士に渡すと、少額管財事件になってしまったようです。結局マイカーは管財人が入って現金化されて、返済に充てられたようですよ。

  • マイカーの時価価格が40万円(20万円以上)
  • 自己破産前にマイカーを売って現金化しておく
  • 33万円以上の現金所有の場合も少額管財事件になる
  • Yさんのケースではどうやっても少額管財事件となった
少額管財事件はこのように20万円以上の物、33万円以上の現金を持っている場合に該当となります。3万円で済む同時廃止には、20万円以上の物も33万円以上の現金も所有していない条件が必要となるのです。

ハードル3:預金がないことを証明!全ての通帳のコピーを提出

Yさんの自己破産手続きは、少額管財で行われています。次のハードルは99万円以上の現金を所有していないか!?の証明だったそうです。

調べてみると、自己破産手続きを行う場合には、「99万円以上の現金を所有していては認められない」とありました。その証明をするために全ての通帳のコピーを渡す必要があったそうです。

さらに、タンス預金など預金通帳に記載されない現金を所有していないか、収支の一覧表をさかのぼって1年分作成したそうですよ。

  • 99万円以上の現金を持っていないことの証明
  • 全ての預金通帳のコピーを提出
  • さかのぼって1年分の収支表(家計簿)を作成
  • 作成して弁護士が確認して、訂正を行い約1ヵ月要した

作成するだけで1週間以上かかり、それを弁護士が確認しておかしい個所を指摘されて、そこを修正しての繰り返しで、約1ヵ月強時間を要したようです。確かに、今から1年分の家計簿をさかのぼって作るって、無理がありますよねぇ。

ハードル4:破産法252条1項に抵触!回避するための反省文の作成

Yさん曰く、ここが一番しんどかったそうです。自己破産には破産法と呼ばれる法律が適用されます。その中でも第252条第1項に「免責不許可事由の定め」と言うものがあります。

  • 免責不許可事由に該当すると、借金はチャラにならない
  • 自己破産する意味がなくなってしまう
  • 回避するためには裁判所が納得する反省文を書く必要がある

該当するのは2号と4号!自己破産者のほとんどが該当する内容だった

Yさんが該当するのは破産法第252条第1項2号と4号でした。どんな内容か次に紹介しますが、自己破産者のほとんどの方に当てはまる内容でしょうね。

2号 不当な債務負担行為
クレジットカードで購入した商品を完済しない内に現金化して、返済に充てることも指してします。Yさんが行っていた、新幹線回数券を購入しチケットショップに転売、その代金でカードの返済を行っていた行為が該当してしまうのです。
4号 浪費または賭博その他の射幸行為
パチンコやスロット、競馬、競艇などギャンブルにて借金を増大させて、返済不能に陥った場合はこれに該当します。もちろんYさんが自己破産する原因はギャンブルですから、完全に該当していまします。

これって、自己破産に陥るほとんどの方の原因に該当すると思うのですよね・・となると、自己破産しても免責不許可事由によって借金はチャラにならないので、自己破産の意味がないですよね。

これまで免責不許可事由が適用されたケースは個人ではゼロ件!

ところが、個人が行う自己破産のケースではこれまで先の免責不許可事由が適用されたことは、一度もなくゼロ件なのです。それは、免責不許可事由が該当していても、回避する方法があるからなのですよ。

  • 今後の生活態度を改める内容の反省文を提出
  • 今後一切ギャンブルをしない内容の誓約書を提出
  • 反省と誓いを立てることで、裁判所にアピールする
  • 全て手書きで提出する

弁護士に言われるままに反省文と誓約書を書いたそうですが、全て手書きでないとダメだと言われたそうです。パソコンやワープロで書いた文章は誰が作ったか判らないのと、裁判所に情熱が伝わらないとの事で手書きだったそうです。

特にひな形がある訳でもなく、自分の言葉で書くよう指示されたので文章の苦手なYさんにとっては、とても辛い作業だったそうですよ。

ハードル5:今後の生活設計の見直し!借金ゼロで生活できないとダメ

当然のことですが、自己破産した後の生活は借金することはできません。働いて得る給料で100%生活できる設計が必要であり、その生活設計(収支予定表)の作成もしなければならなかったようです。

自己破産したからと言っても、ライフラインである水道・電気・ガス・携帯電話および税金は踏み倒すことはできません。Yさんが未払いだったのは携帯電話料金で、約5万円ほどあったようです。これを支払わないと、全てのキャリアの携帯電話に加入できなくなります。

携帯電話を今後約10年間持たないのであれば、約5万円は免責されて支払わなくて済みますが、現代ではそう言ってはいられないでしょう。ですから、Yさんは分割で返済することとしたそうです。

  • 自己破産後も返済するものは残ってくる
  • 弁護士費用と携帯電話料金、合計13,000円は返済する
  • 自己破産したからと言って全てがチャラになる訳でない

因みに住民税や自動車税も滞納していたそうですが、マイカーを売却した際に税金の滞納分は支払い済みになったようです。

自己破産した後に社会的制裁はあるの?心のキャパシティーによる!

Yさんにさらに突っ込んで取材してみました。それは、自己破産した後に社会的な制裁はあったのかどうかです。例えば、会社での地位や給与面、生活面でのこれまでと違う負担などを聞いてみました。

クレジットカードは持てない!デビットカードでネットショッピング

生活面では、これまで利用していたクレジットカードは持てなくなったようです。ですが、銀行が発行するデビットカードは問題なく利用できるので、ネットショッピングなどはデビットカードで問題なく行えているとのことでした。

外食は極力しない・・なんとなく自己破産者と見抜かれている気がする

ですが、メンタルの部分で「自分は自己破産者なんだ・・」との意識が強いため、外食したりコンビニで買い物したりする機会はめっきり減ったそうです。なんだか、見抜かれて笑われている気がして嫌なのだとか・・

  • 外食やコンビニなど対面する買い物は極力しない
  • セルフレジのあるスーパーで買い物をする
  • 何事も積極的になれなくなった

Yさんも「自分の意識の問題だと思うのですが、やはり自身の中で負い目みたいなものはありますね」と、つぶやいていらっしゃいましたね。

会社には内緒にしていたが給与振り込みができなくなった!?

会社については大きな問題が起きたそうです。弁護士からは予め聞かされていたらしいのですが、給与振り込み用の銀行口座が一時的に凍結されてしまったのです。

  • 給与振り込みの銀行のカードローンを利用していた
  • 完済しない内に自己破産したので口座が凍結された
  • 会社の給与の振り込みができなくなった
  • 会社から理由を問われる

このような事態になったそうです。弁護士からは「クレジットカードの不正利用があり、持っている銀行口座全てが利用できなくなった」と、答えるように言われていたらしいのですが・・

社長からの詰問につい本当のことを!何故か給与が減額され会社を退職

Yさんは弁護士から言われたとおりの理由を話したそうですが、2ヵ月連続して振り込みできないことに社長に呼ばれて「なんでだ!いつになったら正常化するんだ!」と詰問され、耐えきれなくなったYさんは正直に本当のことを話したそうです。

すると、次の月に課長だったYさんは係長に降格。しかも、給与は信じがたいほど減俸になったそうです。信じていた会社に裏切られた気持ちで社長に訴えに行くと、「会社の信用を失墜させた責任は大きい。その代償だ!」と、言われたそうです。

弁護士に相談すると、労働基準監督署に通報して改善命令を出してもらうようアドバイスをもらったそうですが、そんなことも面倒だし、改めて弁護士に依頼すれば別途料金が発生するしで、結局会社を退職し退職金を得る方向を選んだそうです。

特に法的に制裁はない!自身の心のキャパがどれだけあるかで決まる

生活面ではクレジットカードや消費者金融会社のカードローンなど、借金は全くできなくなっています。ですが、仕事面では黙っていれば誰も自己破産をしたとは判らないし、Yさんのように偶然にも給与振り込みの銀行でローンを利用していなければ、何の問題もないそうです。

ただ、20万円以上の財産は没収されているので当面は不便を感じるでしょう。ですが、自己破産後は通常の生活で貯金もできますし、現金一括であればマイカーを購入することも可能です。

要は、自身の心のキャパシティがどれだけあり、周りにどこまで嘘をつかるか!?に尽きるそうです。

周りに嘘をつき通さないといけない!それが自己破産者の宿命!?

ここでYさんさんから、自己破産を検討している同じ状況にある方へお伝えしたいことがあるそうです。今回、快く取材を受けて頂けた条件の中に、これからのコメントを記載することも含まれていましたので、是非お伝えさせて頂きますね。

【周囲に自己破産者でないと、嘘をつき通す勇気があるか!?】

Yさんの伝えたいこととは、見出しのとおり【周囲に自己破産者でないと、嘘をつき通す勇気があるか!?】と、言うことです。

Yさんは嘘をつき通すことはできませんでした、その結果、これまで勤めてきた会社を辞めざるを得ませんでしたが、自己破産を考えている方は、嘘をつき通す勇気が必要だと言われています。

法律に乗っ取り「自己破産」と言う手法で借金をチャラにしてるのだから、自身を卑下する必要はないのだけれど、どうしても後味が悪いし、後ろめたさは残ってしまうらしいです。

自己破産は周りの環境をよく考えて、3年先を見据えて行うこと!

自己破産経験者が語るには、自己破産するのも簡単じゃないしその代償はやはり大きいそうで、自己破産の3年後を見据えて決定するようにアドバイスを頂きました。

  • 自己破産するのも簡単にはできない
  • 自己破産しても残る借金はある
  • 自己破産した3年後を考えて決定しよう

経験に勝る言葉はない!軽がるしく自己破産を考えることは辞めよう!

今回取材を通して感じたことは、軽々しく「借金が返せなくなったなら、自己破産すれば楽になるじゃん!」などと、考えてはいけないということでした。

Yさんの言葉は、経験者しか語れない壮絶な思いが詰まっており、若干の後悔も感じることができました。最近ネット上には、債務整理を進める広告が多くなってきています。

弁護士が飽和状態の状況にある地域も存在しています。待っていれば依頼が来る弁護士業は終焉を迎え、自身で営業活動しないと食べていけない状況にあるのも現実なのでしょうね。

ウィンウィンの関係になれば良いですが、決めるのは債務者である当事者です。自己破産するもしないも、この記事が一助になれば幸いとYさん共々思っております!

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