お金が無い!カードローンを利用する=貧乏人!?実はそうでない話
みなさんはカードローンを利用する時は、どのようなケースを連想するでしょう?
手持ちのお金が無い時・高額な物を購入する時・ギャンブルの軍資金が欲しい時などなど、人によって利用する理由は異なりますよね。
一般的に、消費者金融会社のカードローンを利用する方は、「お金が無い人=貧乏人」とイメージされがちで、ネット上ではこの手の話がいくらでもアップされています。
しかしながら、カードローンを利用する方は「貧乏な方には、該当しないのです!」このように言うと、「違うよ、絶対貧乏人じゃん!」と、お叱りの声が聞こえてきそうですが・・
今回は、カードローンを利用する方は決して貧乏でないことを、お話していきましょう!
そもそも「貧乏」ってなんぞや?貧乏の定義を探ってみましょう!
まず最初に、「貧乏」とはどのような定義の元で使われるのが正しいのか?を、探っておきましょう。今回の論点は「貧乏」にありますからね。
貧乏とは「財産や収入が少なくて生活が苦しいこと」が正しい解釈!
現実には、貧乏ではカードローンの審査に通過しないのである
ですが、財産はさておき収入が少なくて生活が苦しい場合、実はカードローンの審査を通過することはできないのです。
- 継続した安定収入があること
- 住所がはっきりしていること
- 連絡が確実にとれること
これらが、カードローン審査の最低条件となっていますからね。なので、貧乏では審査に通ることは現実的に不可能なのです。
貧乏ではカードローンを利用できない3つの理由を解説しましょう!
さてさて、本題の「カードローン利用者はお金が無いので貧乏だ!」に、ついて解説していきましょう。先の説明で「貧乏の定義」はお判りいただけたと思いますからね。
その1:継続した安定収入がないとカードローン審査に通過しない
貧乏の定義を再確認してみましょう。「財産や収入が少なくて生活が苦しいこと」と、なっていますよね。ここでのポイントは、「収入が少なくて生活が苦しい」と言う部分です。
- 継続的な安定した収入がある
- 最低限の生活はできている
- 勤務先が確定している
カードローン審査を通過している方は、このような条件をクリアしている方になります。先の「貧乏の定義」にある、「収入が少なくて生活が苦しい」方は、この条件をクリアすることはできないでしょう。
「収入が少なくて生活が苦しい」とは、安定した収入がない方を指す
「収入が少なくて生活が苦しい」と言われる方は、俗に極貧とも呼ばれる方で、安定した収入の無い方を指しています。
- 毎月の安定した収入がない
- 仮に収入があってもとても少ない
- カードローンの審査にはとおらない
つまり、貧乏に該当する方はカードローン審査に通ることがないので、カードローン自体を使うことができないのです。
その2:住所がはっきりしていること!ネットカフェ生活ではダメ
カードローンを利用している方は住む場所、つまり住所が決まっています。ネットカフェ生活では住所不定となってしまうので、カードローンを利用することはできませんからね。
- 免許証や保険証などで本人確認される
- 本人確認書類には住所が記載されている
- 住民票の届け出をおこなっている
これらの要件をクリアしてこそ、カードローンの審査を受け付けてもらえるのです。つまり、住所がはっきりしていないと、審査さえしてもらえないことになっているのですよ。
ですから、ネットカフェ生活では住所不定となるので、カードローンは利用できないこととなってしまうのです。
その3:携帯電話で連絡が確実にとれる!生活苦では携帯は持てない
今や都市伝説になりつつある、「固定電話がないと審査に不利になる!」件ですが、これは現在では全く信用に足りません。固定電話でなくとも携帯電話があれば審査に不利になることはありませんからね。
ただし、固定電話も携帯電話もなければ、審査をしてもらうことすらできないのですよ。
- 固定電話がなくても問題はない
- 携帯電話があれば大丈夫
- 携帯電話さえもなければ審査は行われない
- 連絡がとれる方が審査対象者となる
カードローンを利用すには、「本人と連絡が取れることが前提」となっています。従って、固定電話はともかく携帯電話さえも持っていなければ、カードローンを利用することはできないのです。
ちょっと休憩!固定電話は必要か!?説を解明しておきましょう
ここでちょっとブレイクタイムしましょうか。先に出てきた「固定電話は必要なの!?」について、せっかくなので解明しておきましょうね。
固定電話欄は昔のなごり!高額な電話加入権が信用証拠になっていた
今の若い方は電話加入権なんぞ、知る由もありませんよね。生まれた時から自宅に、固定電話はなかった若者もいる時代ですから・・
電話加入権とは、NTTの固定電話を設置する際に必要な権利で「施設設置負担金」を支払うと、権利を得られる仕組みになっています。この権利がとても高額だったのですよ!
年代 | 施設設置負担金額 |
---|---|
1960年 | 10,000円 |
1968年 | 30,000円 |
1971年 | 50,000円 |
1976年 | 80,000円 |
2005年 | 36,000円 |
2020年 | 約10,000円 |
このように、1976年にはなんと80,000円ものお金が必要だったのです。こんな高額な加入権を購入して設置している固定電話ですから、「固定電話ありまーす」と言えば、「おっ!財力あるじゃん」って思われて優遇されてたんですよ。
携帯電話があれば審査に影響することはないのでご安心ください!
ですから、現代では固定電話が無くても携帯電話さえあれば審査に影響することはありませんので、ご安心くださいね。
因みに、携帯電話社会になった今でも固定電話を設置しようとすれば、約10,000円ほどの電話加入権が必要なんです。ネットで安い物件を探せば3,000円台でも出回っていますよ。
貧乏な方は「生活力が乏しい」結果、カードローンは利用できない!
ブレイクタイムを挟みましたが、貧乏な方は生活力に乏しい方と言ってよいでしょう。ですから、カードローンを利用できる力はないと言えますね。
カードローン利用者は返済能力を有している!
「生活が苦しい」場合、日々の暮らしが何とかできているとイメージできますよね。と言うことは、返済と言う余分なお金を捻出できる余裕がありません。
一方で、カードローン利用者の方々は月々確実に返済を行っているので、貧乏ではないと断言できます!
収入が落ちれば途上与信でカードローンの利用ができなくなる
クレジットカードでもカードローンでも「途上与信」と呼ばれる、利用中の審査が行われます。例えば、次の様なケースだと、途上与信でカードローンの与信枠の減額もしくは、利用停止になる可能性がありますよ。
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・限度額150万円のカードローンを利用していた
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・会社が倒産して別会社に移った
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・勤続年数1年、年収280万円になった
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・この時点で途上与信された
↓↓
・総量規制にて、与信枠は90万円に減額
↓↓
・勤務年数などによって、カードローン利用停止になる可能性もある
カードローン利用者は返済能力を認められているので貧乏ではない!
今回のお話の主題である「カードローン利用者は貧乏であるか!?」については、返済能力を認められてカードローンを利用しているので、『貧乏人ではない!』との結論に至りました。
今回の記事については、貧乏と言うものについての偏見や見下したものでは無く、純粋にカードローン利用者が貧乏人であるとの意見について検証を行っただけの内容です。
貧乏人と言う見方が、カードローンを利用している方や、これからカードローンを利用したいと考えている方の障壁にならぬよう検証をしたものであることを、どうぞご了承ください。
そして、マイナスイメージにて戸惑っている方へ!カードローンを利用することは、決してマイナスではないと言うことをご理解いただければ幸いです。