クレカキャッシングは勿体ない!限度枠・返済額はカードローンが有利
クレジットカードのキャッシング枠を利用している方は、多くいらっしゃいますよね。ですが、それってとっても勿体ないって知っていましたか?
既にご利用の方はご存知だと思いますが、クレジットカードのキャッシング枠はショッピング枠の中に設定され、しかも返済はショッピング利用とキャッシング利用の2重返済となってしまいます。
どうせ2重のリボ払いをするならアイフルのカードローンを利用する方が、利用限度枠も返済額も少なくて済むのです。
今回はクレジットカードのキャッシングよりも、アイフルのカードローンの方が有利であることを実証してみましょう。
知っておこう!クレカキャッシングを利用すると返済は2重になる
初めてクレジットカードのキャッシングを利用して、「エッ!?リボにしているのになんでこんな返済額が多いの・・」と驚いた方も少なくないでしょう。
クレジットカードのキャッシングはあくまで「おまけ機能」です。ショッピング枠が設定されてこそ利用できるのですから。
クレジットカードはショッピングの後払いが本来の目的ですよ
クレジットカードの本来の発行目的は、ショッピングでの商品を後払いできることです。お金を借りる目的で発行されている訳ではありませんからね。
ですから、キャッシング枠もショッピング枠が設定されて初めて利用できるので、ショッピング枠が少ない場合はキャッシング枠は設定されない場合もあるのです。
ショッピング枠 | キャッシング枠 | 利用できる金額 |
---|---|---|
50万円 | 20万円 | 50万円 |
30万円 | 10万円 | 30万円 |
20万円 | 設定なし | 20万円 |
また、「ショッピング枠+キャッシング枠」が利用できる金額だと、勘違いしている方もいらっしゃいます。このように、あくまでもショッピング枠が利用限度額になりますからね。
利用限度額が20万円の場合だと、キャッシング枠は設定されない可能性が大きいですね。
クレジットカードのキャッシングは支払いが2重になる!
クレジットカードでキャッシングを希望する方は良く知っておいて頂きたいのですが、キャッシング利用するとショッピング利用の返済と2重のリボ払いが発生します。
20万円をショッピング利用して、10万円をキャッシング利用した場合のリボ返済をシュミレーションしてみまよう。
回数 | ショッピング リボ返済 | キャッシング リボ返済 | 返済額合計 |
---|---|---|---|
1 | 5,000円 | 10,000円 | 15,000円 |
2 | 5,000円 | 10,000円 | 15,000円 |
↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
10 | 5,000円 | 10,000円 | 15,000円 |
このように最低10ヵ月は15,000円の支払いをする必要があります。厳密に言えばキャッシングの利子分があるので、完済するには11回の支払いが必要になりますけれどね。
キャッシングは1回で返すから大丈夫!それなら断然アイフルがおトク
「私はクレジットカードのキャッシングは1回しか使わないし、次の月には全額返済するから大丈夫!」と言われる方は、アイフルのカードローンの方が断然おトクになりますよ。
アイフルは初回30日間金利「0円」!キャッシングは18%の手数料
クレジットカードのキャッシングの場合、金利を手数料と呼ぶことが多いですが現実には「金利」です。100万円以内のキャッシングの場合、金利は18.0%必要となります。
例えば、今月20日に20万円をキャッシングして、来月20日に20万円を全額返済するとしましょう。つまり、借り入れしている期間は30日間となります。
キャッシング |
---|
200,000×0.18÷365日×30日(利息の計算式)金利18.0%での利息は、2,959円 支払い総額=202,959円 |
アイフル |
30日間金利0円 支払総額=200,000円 |
クレカキャッシングもアイフルのカードローンも100万円まで18%
クレジットカードのキャッシングの金利が、カードローンよりも低いと誤解されている方へお知らせしておきましょう。
クレジットカードでショッピングでの支払いをリボ払いにした場合、金利は15.0%に設定されているカードがほとんどです。18.0%よりも低いですが、あくまでショッピングのリボ払い限定なのです。
ショッピング | キャッシング | カードローン |
---|---|---|
割賦販売法 | 貸金業法 | 貸金業法 |
このようにクレジットカードでは、ショッピングとキャッシングで関わる法律が異なるので、キャッシングの場合はカードローンと同じ法律が適用されることになります。
10万円未満 | 年 20.0% |
---|---|
10万円以上100万円未満 | 年 18.0% |
100万円以上 | 年 15.0% |
これは利息制限法上の利率で、これ以上の金利を適用してはダメです。を意味しています。クレジットカードのキャッシングもカードローンも同様ですので、金利については同じ扱いとなるのです。
因みに10万円未満は金利が20.0%となっていますが、上限が20.0%なのでどこも18.0%に抑えていますから、10万円を借りても金利は18.0%となります。
【本題】クレカのキャッシングよりカードローンが有利な理由!
ではここからが本題となりますよ。クレジットカードのキャッシングよりカードローンの方が有利な理由を解説しましょう。
目的はお金を借りること!利用枠は断然カードローンが有利
先ず、キャッシングとカードローン共通の利用目的は、「お金を借りる」と言うことにあると認識しておいてくださいね。その為の予備知識を、これまでにお伝えしていますので。
クレジットカードの場合、既にお伝えしているとおりショッピング枠の中に「キャッシング枠」が設定されます。
- 利用枠が50万円でも全額キャッシングで利用することはムリ
- カードローンは純粋にお金を借りるのが目的なので50万円全額借りれる
2重返済するなら、クレカ+カードローンの方が低い設定となる
クレジットカードでキャッシングを利用している方のほとんどが、両方リボ払いにしているはずですね。これは全然恥ずかしいことではなく、お金に困っているから助けてくれるアイテムを利用しているだけですからね。
ですが、クレジットカードで2重のリボ払いをするなら「クレジットカード+カードローン」の2重払いの方が、月々の返済は低く抑えることができるのです。
クレジットカードでショッピングとキャッシングの2重払いのシュミレーションは、先にお伝えしたとおり15,000円となります。
- クレジットカードのキャッシングリボ払いは基本的に1万円/月
- 利用金額が増えるとその分返済月が延びるだけで金額は変わらない
- アイフルのカードローンだと20万円なら8,000円の返済額
- 10万円なら月4,000円の返済額で済む
クレカキャッシングとカードローンの返済比較シュミレーション
10万円利用 | 20万円利用 | 30万円利用 | |
---|---|---|---|
クレジットカード | 10,000円 | 10,000円 | 10,000円 |
アイフル | 4,000円 | 8,000円 | 11,000円 |
クレジットカードのキャシングリボ返済とアイフルカードローンのリボ返済を比較すると、20万円をボーダーに返済額は変わってきます。20万円までならアイフルのカードローンが有利で、20万円以上になるとクレジットカードのキャッシングの方が有利となりますね。
ただ、クレジットカードのキャッシング枠が30万円ある場合は、ショッピング枠は100万円、最低でも70万円ないといけないでしょう。
- クレジットカードの場合最低70万円の枠を確保する必要がある
- 審査結果で50万円とされると30万円のキャッシングは難しい
- カードローンの場合は単純に30万円の枠を確保すれば良い
- 同じ30万円を借りるにも審査のハードルに違いがでる
純粋にお金を借りたいならカードローンの方が便利なのです!
ここまで、クレジットカードのキャッシングとカードローンを比較してきましたが、結果としてお金を借りたいならカードローンの方が便利だと言うことがお判り頂けたと思います。
クレジットカードは商品の購入に利用!借り入れはカードローン
既にクレジットカードを持っている方でキャッシングを利用されているのであれば、カードローンに申し込んでクレカのキャッシングは解除した方がおトクかも知れませんよ。
次のような断続的に借り入れを続けている方には、特におススメだと思います。
- 10万円のクレカキャッシング枠を利用
- 月々1万円の返済を3ヵ月継続
- 4ヵ月後に3万円をキャッシング
- 借入額が10万円に戻る
このような利用方法をしている方は、ショッピング枠も既に上限に達しているのではないでしょうか?この状況が続くと、次に考えるのは「新しいクレジットカードの申し込み」だと思います。
そこは、「新しいクレジットカード」でなく「アイフルのカードローン」に申し込みをしましょう。先ほどからお伝えしているとおり、お金を借りるならカードローンの方がおトクだからです。
【重要】クレジットカード+カードローン利用の注意点
先の状況でカードローンを申し込んだとして、現状のままでは債務整理に陥る可能性は捨てきれません。カードローンを上手く利用して、生活を楽にすることを優先に考えましょうね。
- カードローンで借りた金額でクレカのキャッシングを完済する
- クレジットカードのキャッシング枠を0円に変更
- クレジットカードの利用限度額をキャッシング分下げる
- クレジットカードとカードローンの返済を行う
クレジットカードでショッピングとキャッシングのリボ払いをしつつ、さらにカードローンのリボ払いを行うのは無謀です!
新しくカードローンを借りれたなら、そのお金で先ずはクレカのキャッシング残高を完済しましょう。そうしないと、月々の返済は増すばかりで楽になることはありませんからね。
カードローンは便利なアイテム!使い方次第で悪魔にも天使にもなる
お金を借りると言う点では、クレジットカードのキャッシングよりカードローンの方が断然有利になります。借り入れする金額にも寄りますが、キャッシングの返済額よりも少ない金額で済むケースもありますからね。
ですが、クレジットカード利用に加えてカードローンを利用するなら、月々の返済額を上手く調整しなければ、最悪の場合債務整理に陥るかも知れませんよ。
クレジットカードもそうですが、カードローンも天使から悪魔に急変することがありますからね。それは、全てご自身の使い方次第ですから。
返済額の調整をキチンと行えば、悪魔に変身することなく、天使のままでいられますからね。