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債務整理を実行した方へ!アコムの審査に通過する可能性がある実例

債務整理とは借金の返済が苦しくなり、法律的に借金を圧縮(減額)して支払ったり、借金自体をチャラにしてしまう方法を言います。

大きく分けると「任意整理・個人再生・自己破産」の3つに分類されますが、実行すれば全てブラックリストに載ることとなりますね。

当然ながら、ブラックリストに載ってしまうと全ての借り入れができなくなります。ですが、完済してある一定期間を過ぎれば借り入れできることもあるのです。

今回は、債務整理・個人再生を行った方がアコムカードローンの審査に無事通過した件を、ご参考までにご紹介しましょう。

そもそも「債務整理」とはなに!?種類と内容を簡単に解説します

お話に入る前に、債務整理とはなんぞや!?と、言うところから解説しておきましょう。

「任意整理<個人再生<自己破産」の順に借金は圧縮される!

債務整理には3つの方法があり、「任意整理<個人再生<自己破産」の順に、借金の金額が圧縮されることとなっています。次に、債務整理の種類と内容を簡単に解説しておきましょう。

任意整理
弁護士が代理人となって債権者と交渉する。利息のカットなどを行い基本的に36回払いで完済できるようになる。
個人再生
裁判所の手続きが必要となるが、借金を1/5に圧縮(最大1/10まで可能)して、3年から5年で完済できるようになる。
自己破産
裁判所の手続きが必要で、借金の全額が免責される(借金がチャラになる)時価20万円以上の財産は所有できなくなる。

いづれも「罰」が与えられる!?5年から10年ブラックリストに載る

先ほど債務整理の種類と内容を簡単に解説しましたが、いづれも「罰」(ペナルティ)が科せられることとなります。

債務整理のメリットはいづれも弁護士や司法書士に依頼すると、当日もしくは翌日から支払いの請求がストップすることですね。そして、債務整理の種類にもよりますが、借金が減ることが一番のメリットでしょう。

ですが、いくら法律的に借金を圧縮もしくは免責(0円になる)すると言っても、借りたお金を約束通り返済しないこととなるので、「罰」(ペナルティ)が科せられます。

債務整理の種類 ブラックリスト掲載期間
任意整理 完済後、5年
個人再生 完済後、10年
自己破産 完済後、10年

上記のブラックリスト掲載期間は、基本的にクレジットカードや消費者金融からの借り入れはできなくなります!

ブラックリストは俗称!個人信用情報機関に「異動」と登録される

  • CIC:指定信用情報機関
  • JICC:指定信用情報機関
  • KSC:全国銀行個人信用情報センター

現在日本には、上記の3機関が個人信用情報機関として存在しています。

審査最大のハードル!融資案件は必ずCIC・JICCに照会される

クレジットカードを申し込んだり、消費者金融のカードローンを申し込んだりと、融資案件は必ずCIC・JICCに個人信用情報を照会されることとなっています。

これが審査最大のハードルと言っても過言ではないでしょう!なにせ、上記の3機関は、「CRIN(Credit Information Network)」クリンと呼ばれるシステムで繋がっているので、情報は全て共有されているのです。

ブラックリストなるものは存在しない!「異動」の文字がカギ

世間でよく使われている「ブラックリスト」なる物は、実際には存在しないのです。先に紹介した個人信用情報に「異動」の文字が記載され、延滞・債務整理・代位弁済などの事由が記載されることを、ブラックリストに載ると言われているのです。
延滞 返済日より一定期間返済が遅れたり、複数回滞ったりした時
債務整理 任意整理、民事再生、自己破産などの手続をした時
代位弁済 契約者が返済不能に陥り、連帯保証人などからの弁済に切り替わった時

今回の場合は、異動:債務整理が該当することとなりますね。

債務整理を行ったのに、完済から6年目でアコムの審査に通過した実例

さて、債務整理について解説してきましたがここからが本記事の本題となります。

これまでで、債務整理の中でも「個人再生」を実行すると「罰」(ペナルティ)は、完済後10年間ブラックリストに記載されることとなっています。基本的にこの期間内では、融資は無理ななずなのにアコムの審査に通過した実例があるのです!

行ったのは個人再生!完済後6年までの状況を解説

そこで、当事者に取材して先ずはアコムの審査に通過するまでの状況を、詳しくインタビューしてきましたのでお伝えしていきたいと思います。

情報の内容には一切の虚偽はありませんが、お伝えする方法と同じ方法を実行しても必ずしも同じ答えが出るとは限りません。個人個人のケースがあることを、ご了承くださいね。

完済後2年目にクレジットカードを持つ!奥さんの家族カード

個人信用情報に記事される情報のことを、クレジットヒストリー(通称クレヒス)と呼びます。このクレヒスの良し悪しで、融資審査の合否が判断されているのです。

  • 債務整理・個人再生を行うとクレヒスは非常に悪くなる
  • クレジットカードもカードローンも融資は受けれなくなる
  • ただし、クレカの家族カードは当人の審査がないので可能

実際に債務整理・個人再生を行った当事者では、クレジットカードの審査にも通過することは難しい状況にあります。ですが、配偶者や成人した子供の家族カードを持つことは可能になります。

今回の方は、完済後2年目に奥さんのクレジットカードから、家族カードを申請してもらい利用していたそうです。因みにクレジットカード会社は、「楽天カード」とのことでした。

3年目に楽天銀行の口座を利用!デビットカードを利用開始

完済後3年目に入ると楽天銀行の口座を利用して、これまでのキャッシュカードをVISAデビットカード一体型に変更したそうです。楽天銀行の口座は以前から開設して利用はしていたようですよ。

  • 楽天銀行の口座開設は5年前に完了
  • 月に数万円の利用実績はあり
  • キャッシュカードをVISAデビットカードに変更
  • ネットショッピングや日常の買い物で利用していた

これまでの家族カードの利用分を、楽天VISAデビットカードに切り替えてネットショッピングや日常の買い物の支払いに利用していたそうです。月々の利用金額は多くて5万円ほどだったそうですよ。

驚き!完済から5年目で本人名義のクレジットカードが作れた!

ご本人も驚きだった様ですが、完済から5年目で本人名義の楽天クレジットカードが作れたそうなのです。もちろん興味津々なので、その時の状況を詳しく聞いてきましたよ!

楽天ピンクカードで利用枠は10万円!それでも驚きの事実です

冒頭から何度も言っていますが、債務整理・個人再生の場合は完済から10年経過するまでは、個人信用情報に「異動」が記載されています。

つまり、ブラックリスト入りしていることとなるので、通常であればクレジットカードの審査には通過しないはずなのですが・・

  • 個人再生で借金完済から5年目
  • 楽天ピンクカードに申し込んでみた
  • カード審査に通過し限度額10万円でカードが作れた
  • リボ払いは利用できず一括払いのみ

たった10万円と思われるかも知れませんが、これまで聞いたことのない実例なので驚くしかありませんね。

もしかして!?異動が消えているのか情報開示請求を行った!

ご本人に、「もしかして、個人信用情報の異動が解除されていたのでは?」と、お聞きしてみました。ご本人もそうかもしれないと、CICとJICCの2社に開示請求を行い情報を取り寄せてみたそうです。

しっかり異動の文字があり、債務整理との記載があったようです。実際にその時の書類を見せてもらいましたが、楽天クレジットカードの情報もしっかり記載されていました。

6ヵ月経過後、クレジットカードの増額申請にて30万円枠に!

その後、6ヵ月カード利用を行い利用実績を積んだそうで、6ヵ月経過後に増額の申請を試みたそうです。その結果、利用限度額は10万円から30万円に増額したそうですよ。

  • 携帯電話料金をクレジットカード利用に変更
  • 毎月一定の取引ができるようにしていた
  • 半年間の利用実績を踏まえて増額申請を行う
  • 10万円から30万円に利用限度枠がアップした
  • リボ払いは利用不可で一括払いのみ可能

相変わらずリボ払いは利用不可だったようですが、増額はできたようです。

さらに半年後、カード入会から1年後・利用限度額は50万円にアップ

そして、さらに半年経過したカード入会から1年目にさらなる増額申請を試みた結果、30万円から50万円に増額が決定したそうです。

  • カード入会から1年目に50万円にアップ
  • 毎月必ずカード利用はあった
  • 支払いの遅延は一切なし
  • ただしリボ払いは設定できない状況

電気・ガス・NHKなどの公共料金や携帯電話料金は、クレジットカードで支払うようにしていたそうです。ただ、そうなると締め日までに2重の引き落としが必要で、30万円枠では日常の買い物ができないので、50万円へ増額申請したそうです。

50万円になっても、リボ払いは許可されず一括払いのみの利用だそうですが、「不要な買い物をしなくて済むので、全然不便さは感じません」と、言われていました。

起業を機にアコムのカードローンに申込んだ結果!?OKがでた!

そして本題の驚きに入っていきます。それは、完済から6年目に起こりました。

ご本人がある理由からサラリーマンを辞めて、個人事業主として起業して10ヵ月目のことでした。まだ、個人信用情報には「異動」が記されている時に、消費者金融大手のアコムへカードローンの申し込みをしたのです。

ダメもとでアコムへ申し込み!ところが30万円で審査がとおる

Q:どうしてアコムのカードローンに申し込んだのですか?

A:サラリーマンを辞めて再就職を考えていたのですが、会社に勤めるよりも自身のやりたいことで生活できたらと思い起業したんですね。収入はあるのですが、毎月決まった金額ではないので、生活の補填にしたかったんです。

Q:債務整理で個人再生を実行されていますよね。申し込みに不安はなかったのですか?

A:もちろんありましたよ!ないはずはありません!90%無理だろうなぁと思いながら申し込んだのですから・・

Q:なるほど・・でも、10%は期待があったと言うことになりますが・・

A:先に説明した楽天のクレジットカードの件ですね。あれも無理だと思っていたのが、そうでなくて審査OKでしたからね。しかも、あれから私のクレヒスはしっかり作られているはずなので、「もしかしたら!?」の期待が10%になっています。

Q:そして見事に、アコムの審査を通過した訳ですね。どんなお気持ちでしたか?

A:正直「やった!よかったぁ!」って気持ちが大きかったですね。基本的な収入は何とかなっているのですが、臨時の出費とかあると生活に支障をきたすので、補填するのに助かっています。

Q:やはりアコムのカードローンは便利ですか?

A:便利ですよ!ほとんどのATMが利用できますし、返済も35日サイクルで返済額も楽々ですからね。

Q:カードローンの限度額は30万円だったようですね。因みに、申し込みも30万円で行ったのでしょうか?

A:そうですよ。私の年収は予定額ですが約400万円なので、大きく出ないで30万円で抑えました。

なぜアコムを選んだのか!?その答えは返済額が少額ですむこと

さらに突っ込んだ質問に答えて頂けました。それは、多くの消費者金融の中からどうしてアコムを選んだのか?と、言うことです。

30万円を51回払いで、月々9,000円の返済で済む

アコムのカードローンは他社に比べて返済期間が長いそうです。当然、返済期間が長くなれば支払う利子も増えて返済総額は増えてしまいます。それでも、月々の返済が少額の方が良いと、アコムのカードローンを選んだそうです。

借入額 返済期間 返済回数 月々返済額 総返済額
30万円 5年以内 51回 9,000円 450,401円

儲かった時に大きく返済できる!それが自営業の強み

ご本人さん曰く、「サラリーマンと違い一定の決まった収入はありませんが、大きく儲けることもできます。その時に大きく返済することもできるのが自営業の強みと言えますね!」

  • 月々は最小金額の9,000円で支払う
  • 大きく儲けたときに大きな金額を返済する
  • 51回を待たずに完済することが可能
  • サラリーマンと違う支払い方ができる

そう言われるとそのように思えてきます。確かにサラリーマンだと安定した収入と言えますが、臨時に多くの収入を得られることはありませんからね。

自営業の方ならではの借り入れの考え方も、なかなかユニークで現実的だと感じました。

どのような利用方法なのか!?利用枠いっぱいを一気に借りる

ところで、借り入れした30万円は実際に必要な金額であったのか?そう聞くと、意外な答えが返ってきました。

  • 必要だったのは8万円のみ
  • だけど、限度額いっぱいの30万円を借り入れした
  • 残ったお金は銀行に預金しておく
  • 万一の不足時には銀行からお金を引き出す
  • この方法が、リボ払いに最適な借り入れ方法

このように、その時に必要な金額は8万円だったそうで、にも拘らず30万円満額を借り入れする方が得策なのだそうです・・なぜなのか?次にその答えを掲載しましょう。

10万円でも返済額は11,000円!30万円借りた方がおトク

Q:必要なお金が8万円なのに、なぜ30万円も借りる必要があったのですか?

A:8万円借りて10回返済だと月々は11,000円の返済額になるんです。そのうちにまた、必要なお金が発生すると返済額が増えるか、返済期間を延ばすかになりますでしょう。

Q:だとしても、普通なら必要な金額をその都度借り入れするのが、カードローンの定石だと思うのですが・・

A:普通そうですよね。でも、そこがリボ払いの怖さでもあるんですよね。私自身、一度苦い経験をしていますから、借り方はちょっと違うのかも知れません。

Q:では、具体的にカードローンの借り入れと返済はどのように思われているのですか?

A:そうですねぇ・・借り入れは限度額まで一気に借りてしまう。返済は最長期間を選んで最小金額を毎月返済する。お金に余裕のある時に、大きく返して再借り入れをしない!ってことですね。つまり、何度も借り入れを繰り返していると、いつの間にか限度額に達していた!ってなるので、じゃあ、最初から限度額まで借りていても一緒じゃない。って言う考え方ですね。

Q:でも、ある一定額を返済すれば再借り入れが可能となるので、同じじゃないのでしょうか?

A:だからです。余裕の金額を銀行口座に預金しておくんですよ。そうすれば、返済のお金もそこから捻出できるので、生活費に手を付けなくてよくなります。もちろん、再借り入れしては意味がないので、返すだけに専念することが重要になるのですけどね。

Q:なるほど!そうすれば、リボ払いに苦しまなくても済むって言うことなのですね。

A:そうなんです!まぁ、一度失敗した者の経験からの借り入れ方法と、返済方法だと思ってくれればいいです(笑)

なるほど、「経験者は語る!」ですね。こんなアイデアは、経験しないと思いつかないですよね。

誰もが同じ条件にはならない!でも明るい希望にも繋がる実例でもある

今回、債務整理・個人再生を行い完済から10年経過していない方が、アコムのカードローンの審査に通過した実例をご紹介してきました。

クレヒスの作り方や、借り入れ方法・返済方法など普通の方では思いつかない方法で、しっかりした計画性をもって実行されている点が凄いと感じましたね。

やはり、一度お金で失敗している方のアイデアは非常に参考になります。誰もがマネして同じ状況になれるとは思いませんが、ブラックになっていても融資を受けることができることは、同じ状況にある方への希望へ繋がると思います。

少しでも参考になればと思い、今回の実例を掲載させて頂きました!

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